秋の終わりとともにやってくる師走。
一年ももう終わりだなぁ~と感じさせるこの季節。
クリスマスにお正月に・・・「あっ!!その前にお歳暮!!」そうお歳暮シーズンの到来です。
お店によって異なっては来ますが、早いところではだいたい10月末頃からお歳暮商戦が始まって来ますよね。
早割でお得にお歳暮を贈ることを考えているのであれば、紅葉シーズン真っ只中に贈るものを決める必要がありますよ。
備えあれば患いなし、早めの行動がお得への第一歩です。
今回は、「お歳暮」についてまとめてみます。
お歳暮はいつまでに贈るの?
気になるお歳暮の贈る時期なんですが、実は関東と関西では違うんです。
●関東 12月初旬~12月31日まで
●関西 12月13日~12月31日まで
元々お歳暮とは、「事始めの日」というお正月をお祝いする準備を始める12月13日~20日までに贈るものだったんです。
それが、時とともに現在の時期に変わっていったんです。
ちなみに、いくら31日まで贈ることが大丈夫だと言っても、暮れの押し迫ったバタバタした時期に贈られても迷惑なので、20日くらいまでに贈ることがオススメだそうです。
それからもし、年内に贈ることが間に合わなかった場合は、関東地方なら1月7日の松の内までに、関西地方なら15日までにお年賀として贈るようにしましょうね。
仮に松の内すら過ぎてしまったら、2月4日の立春までに寒中見舞いと贈るようにしましょう。
マナーは?
本来お歳暮とは、風呂敷に包んで相手の家に伺って手渡しすることがマナーでした。
風呂敷に包んで持って行き、相手の家に着いてからほどいて渡し、風呂敷は持って帰るということだったんです。
近年は、紙袋に包んで持って行くという略式マナーが一般的になりました。
どちらにせよ渡す際は、必ず相手に正面を向けてから渡すようにしましょう。
しかし、遠方に住んでいたり、普段忙しくてなかなか行き来することが出来ないということで、配達を使う方も居ますよね。
そんなときのマナーですが、一言挨拶状を添えたり、もし直送でそれは難しいという場合であれば、その届く時期に一言手紙を贈ると相手に良い印象を与えるでしょう。
また、貰った場合のマナーですが、お歳暮は本来お世話になっている方への御礼の意味合いが強いものです。
なので、お返しは必要ないんです。
ただ相手に届いたことを知らせる必要はあるので、手紙を書いて御礼を言うと良いでしょう。
もし、手紙が難しい場合は、せめて電話の一本は入れるようにしましょう。
それから、あくまでお歳暮の意味は、その年にお世話になった方への御礼ですので、喪中の方が贈ることも贈られることも大丈夫なんです。
ただし、お年賀には当てはまらないので、もしお歳暮時期を過ぎってしまってから贈る場合は、松の内が過ぎてから寒中見舞いという形で贈るようにしましょうね。
人気は何?
ところで気になるお歳暮の人気なもの。
やはり贈られる方の気持ちを考えると、喜ばれるものを贈りたいですよね。
こちらのサイトの人気ランキングによると
1位 商品券・ギフト券
2位 ビール・発泡酒
3位 カタログギフト
4位 加工肉
5位 洋菓子
だそうです。
自分で好きなものを買うことの出来る商品券やギフト券は、貰って嬉しいものですよね。
ただし、やっぱり金券ですので、味気ないものでもあります。
もし、飲まれる方であれば、アルコールは年末年始のイベントでも使うことが出来るし、嬉しいものですよね。
選ぶことが好きであれば、カタログギフトも嬉しいものです。
ただ年末のバタバタ時期に贈られても選ぶ暇もない・・・という方も多いはずかと思われます。
そう考えると無難なのは、加工肉や洋菓子ではないでしょうか。
加工肉は、主婦の味方ですし、洋菓子は、ちょっとしたお茶請けに使うことが出来ます。
両方ともすぐにやってくるお正月には、持って来いの食材ですよ。
まとめ
お歳暮は、12月20日頃を目安に贈るようにしましょうね。
もし、過ぎてしまった場合は、松の内まではお年賀、過ぎると寒中見舞いと熨斗が変わって来ますので、そこのところは注意しましょう。
少しでもお得に贈るには、木々が紅葉している秋に動くことがオススメです。