鈴の音を鳴らしながら、トナカイが引っ張るソリに乗って、プレゼントをたくさん持ってやってくるサンタさん。
街がクリスマスムード一色になる11~12月。
店頭には、クリスマスプレゼントの他に可愛らしいクリスマスカードも並びますよね。
中には、飛び出すカードもあり、見ているだけでとても癒されます。
元々日本人に馴染みのないクリスマスカード。
最近は、よく見かけるようになって来ました。
ところで、このクリスマスカード、本場では、クリスマスまで暖炉の上に飾っておくんですよ。
私も海外留学中、ホストファミリー宅に飾ってあるのを見た記憶があります。
そして、大きなクリスマスツリーの下には、たくさんのプレゼントが置かれるのです。
色とりどりのカードが並べてある姿は、日本とは全く違ったクリスマスを過ごしているんだなと思ったことを思い出します。
今回は、そんな「クリスマスカード」についてまとめてみます。
メッセージはどんなことを書く?
クリスマスカードは、日本で言う年賀状みたいなもの。
よく売られているクリスマスカードの台紙自体に「Merry Christmas and a Happy New Year」と書かれているのを見たことがありませんか?
そうなんです。
日本語で言うと「クリスマスおめでとう。良い新年を。」と書かれているのです。
それを見てわかるように「クリスマスが楽しい時でありますように。良い年明けを迎えられますように。」という内容のことを書けば良いのです。
また、一年のちょうど終わりに出すカードなので、一年を振り返ったメッセージを添えるのも効果的です。
いつまでに出す?
ところで、このクリスマスカード、一体いつまでに出したら良いのでしょうか?
年賀状は、元旦に届くようにと言われていますよね。
「じゃあクリスマスまでに届けば良いのかな?」と思いそうですが、そういうわけではないんです。
よくよく考えると国が違うんだから、違うことも当たり前ですよね。
クリスマスカードは、クリスマスには既に届いているように送るんです。
ですので、だいたい12月20日くらいまでには、届くように出しましょう。
もし、海外への発送を考えていましたら遅くても12月の第一週中までには、出すようにした方が良いでしょう。
ちなみに、11月中に投函でも早過ぎるということもありません。
寒中見舞いの代わりになる?
喪中の方から喪中葉書を貰ったので、年内にそのお返事にとクリスマスカードでも送ろうかな~。
寒中見舞いだと年明けになってしまうし・・・。
なんて思っている方って居ますか?
いえいえ、それはマナー違反です。
もちろん相手がクリスチャンの方で、毎年クリスマスカードを送り合う仲でしたら関係ありません。
そもそも喪中という概念が、クリスチャンにはないからです。
ただ、クリスチャンでもない相手に寒中見舞いより早く着くし、なんて軽い気持ちで書くと、非常識!!と思われるので、止めた方が無難でしょう。
喪中でおめでたい気持ちもなく新年を迎えるに当たり、「メリークリスマス」とクリスマスおめでとうなんて一文が書かれたカードを受け取っても嬉しい気持ちには、ならないからです。
もし、寒中見舞いが年明けになってしまうため、返事が遅くなることが気になるのであれば、電話を一本差し上げることの方が、お勧めです。
まとめ
キラキラ可愛いクリスマスカード、今年出そうかなと考えている方は、早めに準備して12月始め頃には、投函するようにしましょうね。
クリスマス当日に届くようでは、遅いですよ。