東北三大祭りの一つ、仙台七夕祭り
この祭りは、8月6日(木)~8月8日(土)に行われ、来場者数は毎年200万人を超えるとても人気のあるお祭りです。
開催内容は、仙台駅前から中央通り、一番町通りのアーケード街にかけて豪華絢爛な七夕飾りが飾られ、
また周辺部商店街でも昔ながらの素朴な笹飾りが飾られるお祭りです。
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なぜ8月に行われる?
七夕と言えば、7月7日が主ですが、こちらのお祭り、なぜ8月に行われるのでしょうか?
理由は、旧暦の伝統行事であったため新暦の月遅れの8月に行われているそうです。
旧暦と新暦って何?
現在の暦は、太陽の動きを基準にした新暦(太陽暦)を元にしていますが、
明治3年に新暦(太陽暦)が用いられるまでは、月の動きを基準とした旧暦(太陰暦)がもととなっていました。
この旧暦、現在の暦より一ヶ月程度遅いそうです。
じゃあ8月7日は、旧暦の七夕?
と言われるとそうではないんです。
月の満ち欠けにより日付が決まるので、毎年七夕の日が変わるんですよ。
なので、仙台七夕祭りは、旧暦の七夕ではなく、新暦の月遅れの七夕というの正解なんです。
もしくは、中暦とも言います。
どんな人向け?
こちらのお祭り動きを楽しむお祭りではなく、飾りを見てゆっくり楽しむ方向けのお祭りです。
この豪華な七夕飾りは、すべて手作りされているそうですよ。
もし、動きも楽しみたいのであれば、七夕祭りの前日には、仙台七夕花火祭りが行われます。
●仙台七夕花火祭り
8月5日(火)19:00~20:30(予定)
約16,000発
花火を観て、翌日からの七夕飾りを楽しむ、ということもお勧めです。
まとめ
東北三大祭りの一つ仙台七夕祭り
前夜祭の花火を見てから翌日からの七夕祭りを楽しむことをお勧めします。
あくまで前夜祭ですので、メインストリートの豪華絢爛な七夕飾りは翌日からとなりますよ。
ちなみに七夕飾りは全て手作りで作られているそうで、一本の価格は数十万~数百万円もするとかなんとか。
東北の短い夏を彩る仙台七夕祭り、ぜひ豪華絢爛な七夕飾りを楽しみたいものです。