中秋の名月というとススキにお団子、そしてお月様。
と、思い浮かべるのは私だけではないはず。
中秋の名月は、十五夜とも言いますよね。
私の祖母が、「15歳のときに十五夜を見て願い事をすると叶うんだよ」と言っていたのを十五夜が来るたびに思い出します。
今回は、中秋の名月・十五夜についてまとめてみます。
中秋の名月の意味とは?
そもそもの始まりは、現在では使われていない月の満ち欠けによる太陰暦の頃です。
太陰暦、すなわち旧暦は、現在よりおよそ一ヶ月違っており、7.8.9月が秋でした。
その名のとおり中秋は、秋の真ん中を指しており、8月が中秋と言われていたのです。
そして、ちょうど真ん中である8月15日に見る月を「中秋の名月」と言っていたのです。
現在では、太陽暦を用いているため、毎年その日は変わっています。
2015年はいつ?
今年の中秋の名月は、9月27日。
今年は、ちょうど日曜日に当たります。
ちなみに満月は、その翌日の28日です。
満月ではないけれど、肉眼ではほぼ満月に見えるでしょう。
今年の中秋の名月、晴れると良いですね。
食べ物は何を用意する?
始めに思い浮かぶお団子。
こちら十五夜ですので、15個用意します。
ちなみに並べ方は、下から9個→4個→2個の順です。
その他旬の食べ物です。
十五夜は、別名「芋名月」とも言います。
というわけで、旬の野菜里芋をお供えしたりするんです。
なので、けんちん汁を作って食べるんですね。
奥が深いです。
お団子や旬の食べ物のほかにススキも用意しますよね。
ただ、暖かい地方やその年の日によっては、ススキを用意することが難しいですよね。
では、なぜススキ?
昔は、今より日本全体が寒かったため旧暦の8月には、ススキがなっていたそうですよ。
元々は、この時期用意できない稲穂の代わりだったそうです。
まとめ
十五夜を見ながらお団子を食べるは、風情を感じますね。
秋の気配を感じながら夜空を眺めるのは、いかがでしょうか。
今年の十五夜、晴れると良いですね。