年内に家族に亡くなった方が居た場合、喪に服しているため、喪中はがきを送りますよね。
新年迫る師走の中、あまり喜ばしいことではありませんが、喪中はがきがチラホラ届くという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ところで、この喪中はがき、12月中に届くというイメージはあるのですが、ちゃんとしたマナーはどうなのでしょうか?
今回は、「喪中はがき」についてまとめてみます。
いつまでに出す?
実は、「年賀の挨拶の欠礼」という意味合いのものなので、12月中に届けば問題ないんです。
「ええ!!
でも、そしたら12月でも問題ないってことだけど、そんなときに届いてしまったら、年賀状出しているかも・・・」
って思いますよね。
そうなんです。
マナーとしては、問題なんです。
世間一般の風習として、喪中はがきを受け取った方も年賀状を送らないということが確立しているため、年賀状を出さなくても間に合う時期に届くように送ることが、マナーなんです。
なので、11月中旬~遅くても12月初旬には、届くよう出すようにしましょう。
一般的にこの時期までをマナーとしているので、本来は大丈夫と言って12月下旬に届くようにしてしまうと、非常識!と思われる可能性がありますので、お気を付けください。
喪中になるのは何親等まで?
こちらは、2親等までです。
自分に対して、1親等は、親や子であり、2親等は、兄弟や祖父母に当たります。
とはいっても最近については、2親等に当たる祖父母は、喪中はがきを出さない方も増えてきました。
同居の有無で判断されている方も多いのが現状です。
迷った場合は、年長者である父母に相談することが良いでしょう。
2人以上亡くなったら連名でも良い?
こちらは、連名で大丈夫です。
ただし、書き方にルールがありますので、それをきちんと覚えておきましょう。
まず、故人の名前の順番ですが、没年齢などではなく亡くなった日順に連ねます。
故人の続柄は、夫側から見ての続柄になります。
例:
3月5日 父 〇〇(享年60才)
6月7日 義祖父 〇〇(享年85才)
夫の父 → 父
妻の父 → 義父
まとめ
喪中はがきの送付期間は、年賀状の発送に間に合うよう11月中旬~遅くとも12月上旬まで。
喪中になるのは、2親等までだが、別居の場合出さない家もあるので、迷ったら年長者に聞くようにしましょう。
1年間に2人以上亡くなった場合は、連名で出すことが出来るので、書き方のルールに則って出すようにしましょう。