京都でも指折りの紅葉スポットと言われている東福寺。
東福寺では、真っ赤に燃える楓を愛でることが出来ます。
その楓、宋国原産の三葉楓と呼ばれる珍しい楓なんですよ。
何が珍しいかというと、葉先が三つに分かれていて黄金色に色づくんです。
また、立地条件から紅葉の色づきの時期が遅いこともあり、「秋の京都における最後の紅葉」とも言われています。
今回は、そんな京都の秋を最後まで楽しむことが出来る「東福寺の紅葉」についてまとめてみます。
見ごろの時期はいつ?
見ごろの時期は、近隣より少し遅く、11月下旬~12月上旬と言われています。
ちなみに色づき始めは、11月中旬です。
●看楓特別公開期間: 11月1日(日)~12月6日(日)
●拝観時間:午前8時30分~午後4時(受付終了)
●拝観料:大人400円・小中学生300円
●アクセス:JR京阪電車「東福寺駅」下車・徒歩10分
ライトアップは?
気になるライトアップ情報ですが、「東福寺塔頭 勝林寺」では、期間限定でライトアップがありますよ。
本堂前の吉祥モミジや、宮殿庭園などの紅葉を彩る境内がライトアップされるそうです。
●ライトアップ期間:11月15(日)~30日(月)
●拝観時間:日没~19時30分(昼夜入替なし)
●拝観料:大人600円・中高生300円・小学生以下無料
混雑はする?
京都を代表する紅葉スポットですので、もちろん大混雑します。
混雑時の目安として、チケット売り場待ちで45分~1時間程度。
それから、ぐるり1周紅葉を楽しんで1時間程度といったところでしょうか。
ちなみにところてん状態で進むそうなので、押し合いへし合いといったことには、ならないようです。
ただし、とろこてん状態なので、写真を撮る度にどこかしらに人が入ってしまうそうですよ。
もし、周りに人がいるところてん状態が嫌であれば、やはり朝一番で向かう方が良いでしょう。
ちなみに東福寺の紅葉スポットと言えば、「通天橋」ですが、向かい側に「臥龍橋」と呼ばれるスポットもあります。
こちらの違いは、「通天橋」からは、紅葉を見下ろす、「臥龍橋」からは、紅葉を見上げる、ということなんです。
しかも!!
「通天橋」は、有料エリアであるのに、「臥龍橋」は、無料エリアなんです。
もし、チケット売り場待ちにグッタリ、でも紅葉を楽しみたいということであれば、「臥龍橋」からの紅葉を楽しむことも出来ますよ。
まとめ
京都有数の紅葉スポットである東福寺。
混雑必須ですが、その見事な紅葉に圧巻されること間違いなし!
今年の秋は、京都の終わりの秋を楽しみに行かれるのも良いのではないでしょうか。